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イヤーパッドをいたわる-mimimamo

大切な道具は可能な限り永く使いたいけど、どんなに大事に扱っていても消耗を避けられない箇所はあるもの。交換することができるようになっていれば、交換品を購入すれば使い続けることができます。でも、そもそも交換することができない仕様の製品や、交換するのにとても手間がかかるものも世の中にはあるものです。

ヘッドホン・ヘッドセットのイヤーパッドもその一つ。ばるのお気に入りの「Surface Headphones」は、悲しいことにイヤーパッドが交換できないのです。(なお法人向けに発売されている「Surface Headphones 2+」はイヤーパッドが交換できるらしい……)そのわりに消耗が激しく、購入してからまだ1年ほどしか経っていないはずなのですが、既に痛みはじめてしまいました。風呂上がりで髪の毛がまだ完全に乾ききっていない状態で使ったりもしていた影響もあるとは思いますが……。

まあ、今更どうこう言ったところでどうしようもないですし、とにかくこれ以上消耗させない方法を考えなくてはと色々と調べてみたところ、「ヘッドホンカバー mimimamo」という製品に出会ったのです。

実際につけてみると、まず外観としてはカバーデザインがアクセントとなっておしゃれになりました。Surface Headphonesもともとのグレー単色のデザインもシンプルで悪くないのですが、自分の好みに併せてカスタマイズできるというのはいいものですね。今回は、「オーシャン」色を選んだのですが、mimimamoはバリエーションも多く、全部で11色の中から選択することができます。

着け心地も薄い(公式によると約0.5mm)生地を使っていることもあってほとんど違和感がありません。ヘッドホンの耳が入る凹み部分にまでカバーがかかっているので布が耳にあたってガサガサするのではないかと心配していたのですが、杞憂に終わりました。

さて、ここまでの点は少しぐらい問題があっても何とか我慢できるところではありますが、ヘッドホンカバーであるからには最重要なポイントがあります。そう、音質です。0.5mmほどの生地を通過して聞こえてくる音というものがどのようなものなのか。ここからはあくまで主観的な感想になるので、人によってはそんなことないと思う人もいるかもしれませんが、どうかご了承ください。ばるは正直なところ、自分が細かい音の違いを聴き分けることができるほど耳が良いとは思っていません。

結論から言いますと、ばるにとって音質の違いはほとんど気になりませんでした。音がこもって聞こえるなどということもなく、あからさまに変わったと感じることはほとんどなかったです。ということですので、そこまで気にすることはないと思います。

お気に入りのヘッドホンを永く使うことができるという意味で、とてもよい買い物をしたなと思った出来事でした。

2022/5/8

mimimamo